仕事を知る
鳶職の仕事は建設現場にて高所作業を専門に行う作業です。
新築・改修に関わらず一番先に工事現場にて作業を始めます。鳶職の中にも色々な種類があり、足場を組み解体する「足場鳶」、鉄の骨組みを作る「鉄骨鳶」など作業内容により呼び方が細かく分類されています。建設業界で聞かれる「建設は鳶に始まり、鳶に終わる」という言葉は、まさに足場鳶の仕事を指しているといえます。
足場職人の仕事は、建設現場で足場を組む事です。
足場とは、高い所で作業を行う職人の足がかりの為に仮組みした構造物です。
足場は大まかに2種類に分類され、パイプ・丸太などを使い組み立てる組み立て足場と、屋上・軒先・梁などから釣られている釣り足場があります。
建設足場は建設工事において重要であり、それを作る工事は熟練した職人技術と強力なチームワークが必要です。
足場工事完了後は、道具落下と材料飛散防止のために、足場の外側をメッシュシートで覆います。
塗装工事は材料の表面を塗料で覆う作業です。「塗料で覆う」とだけ聞くとその名の通りに思われると思いますが、しかし塗装には多くの役割があるのです。
建物の外装に対して行うのは防錆や防腐などの品質維持に大きく貢献します。もちろんそれだけではなく装飾的な役割も担います。
塗装工事に従事している職人は塗装工、塗装屋、塗装職人と呼ばれます。
塗料は水性塗料と油性塗料に区分され、塗料の成分が水・シンナーなどの有機溶剤かで決まります。それぞれ特徴があり用途によって塗料は使い分けられています。